3回目の授業が終わりました。
1回目と2回目の授業は、ビデオカメラの写る仕組みであったり、光や色についての事柄を説明しました。
3回目は、撮るということはどういった事なのか、写ると、撮るの違いについて、編集と撮影の相互の関係、撮影表現とはどういう事なのか、構図についての事柄を説明しました。
動画と静止画の違う部分は、動画は時間軸を伴っていることです。
被写体は動いていることが多く、カメラマンも基本的にはジッとしていても動いていますから、カメラは常に不安定な状態になりやすいことが多く、連続的に安定させて構図を維持しなければなりません。
安定した構図は良い構図と言われています。動画撮影では、構図が崩れないように工夫したり、構図が崩れることによって、カメラの存在を視聴者に意識させない工夫が必要となります。
これは、すなわち視聴者が意識を集中させて映像を見ることの大切さを説いています。
当校では、
映像を見た人が違和感なく内容を理解し、そして
撮影者が表現したい事柄を、映像で具現化するための授業をおこなっています。
自身の思いをどう相手に伝えるのか、映像を使った表現は難しいですが、少しでも思いが伝わる様に
お手伝い出来れば幸いです。
2015年2月17日 3:31 PM |
能勢広校長から |
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第2回目の初心者講習をおこないました。
今回の講習では、前回の復習でシャッタースピード、シャッター開角度、フレームレート、残像現象・暗黒化をおさらいして、レンズF値、アスペクト比、解像度、可視光線スペクトル、加法混色・減法混色、色温度、ホワイトバランスについての講習をおこないました。
これだけの事柄を理解するのは大変難しいように思われますが、テキストで文字を使い、実機や模型を使って仕組みを見て理解し、 口答で説明していくと、思ったより簡単だと分かります。
ビデオや映画は、普段 私達が日常で使っている事柄と関係しています。映画カメラはミシンやエンジンの仕組みを応用していますし、レンズは虫眼鏡が豪華になったような仕組みですし、可視光線スペクトルは夕焼けの理屈です。日常に私達が目にしている現象や、物事を引用していけば、映像とは何か?ということが良く分かると思います。
初心者講習は、ビデオ撮影をおこなった事が無い方でも、映像制作の楽しみが感じられる様に分かりやすい講習を目指していますので、是非 受講して頂ければと思います。
次回は、映像表現についての講習をおこないます。
2015年2月3日 8:20 AM |
能勢広校長から |
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