6月2011

撮影実習

校長の能勢です。

梅雨空の下、雨が降らないか心配になりながらも、撮影実習を行いました。

雨降りの撮影も、雨対策の方法など色々と勉強になるのですが、役者さんが濡れてしまうので、出来るならば降らないで欲しいものですが、実習当日はなんとか天気がもってくれて、濡れずに撮影が出来ました。

初心者コースの撮影実習はいつもの事ながら、尺2分程の短い脚本を使っていきます。

役者さんの動線や、動きの整合性、カメラアングル、脚本の読み込み、カメラオペレートの安定感等、映像表現について、演出的、技術的な色々事柄を確認しながら撮影を進めていくので、それぞれ発見があることだと思います。

3名の生徒さんが、独自に考えたアングルや、位置で撮影していき、想像している編集のつなぎ方も違うので、皆  バラバラの多種多様な形の撮影となります。

これだけ、人によって撮影の仕方も違うので、編集作業では一体 どのような事が起きるのでしょうか。

楽しみですね。

撮影準備

校長の能勢です。

ステップアップ講習と平行に、実は初心者講習も進められておりまして、その初心者コースがそろそろ、大詰めを迎えてきました。

先日はカメラの撮影前準備の講習を行いました。

三脚の特徴と使い方の説明、カメラを三脚に取り付ける方法、カメラの各種機能説明、撮影前のセッティング等を室内で行い、それから屋外に出て 簡単な人物の動きを追うための、講習を行いました。

本番撮影時の三脚とカメラの据え方、ピント合わせ、明るさ調節、カメラの操作練習を、実際に人物を歩かせて実践的な練習を行っていきます。

三名の生徒さんは、お二人がPD-150の業務用ビデオカメラを使用し、お一人はハンディカムのザクティを使って練習を行いました。

当校は、生徒さんの映像制作におけるニーズを考慮し、ご自分の日頃使っているカメラをマスターしたい方は持参して頂いての講習も可能ですし、こちらで用意したカメラでの講習も可能です。

同じカリキュラムで講習は行いますが、一人一人の映像に関わる姿勢が違うので、生徒さん一人一人のニーズに合わせた指導方法で講習を進められるのが、当校の一番の特徴かもしれません。

次回は女優さんをお呼びしてのドラマ撮影の講習です。さて、うまく撮影は出来るのでしょうか?

楽しみです。

ステップアップコース

校長の能勢です。

神奈川県の相模原公園にてステップアップコースの撮影実習を行いました。

この日は、三脚を使用しての撮影、手持ち撮影、ミニクレーンを使用しての撮影、それと簡単な脚本に沿って撮影設計を行って撮影していく実習を午前11時〜午後5時まで行いました。

三脚を使用しての撮影は、人物が動くことによって起こる状況の変化を常にカメラで追う練習と、時間軸を伴って刻々と変わってゆく状況を、常に意識することの大切さを認識していきます。

手持ち撮影では、カメラを安定させるためのコツ、カメラの存在を視聴者に意識させるのか、させないのかの表現の違い、手持ち撮影においての映像表現のポイントなどの講習を行いました。

ミニクレーン撮影は、当日のまとめとして尺2分ほどの脚本を使って、作品内のどのシーケンスにクレーンを使うと最良の効果が得られるのかの気づきと、特殊機材を使用しての映像表現効果についての検証を行いながら作品撮影においての、脚本の読み込み、時間軸の変化の意識、編集点の考察、カメラの技術的な選択(レンズミリ数の選択、クレーンか手持ちか、三脚かの選択 etc)等、多くの事を、注意しながら撮影を行っていきました。

この日は、初夏を思わせるような陽気で少し汗ばみながらの撮影でありましたが、カメラのSさん、キャストの鈴木さんともに、楽しそうに撮影に挑んで頂けたのは幸いでありました。

次回の講習はこの日 撮った素材を編集して、作品を仕上げる 編集と映像クリニックの講習となります。

さて、どのように編集で繋がっていくのか楽しみであります。