8月2014

特別講習・撮影編

今回の特別講習では、録音講習1日と撮影講習を3日、座学1日、特殊機材見学1日、総評の1日で計7日間の予定で進めて行きました。

撮影講習は、カメラオペレーション、多摩動物園での動物撮影、人の動きを追う人物撮影と、撮影基礎から実地まで午前11時から午後6時までお昼休憩含めて7時間の講習で計21時間行いました。

今回参加された生徒さんは、来年もまた同じ講習を受講希望ということでありまして、その理由とういうのが「その都度その都度で、自分の状態を確認したい」という事です。
ここまでの向上心に、驚いたと同時に、国を守る方々の意識の高さを感じる出来事でありました。

撮影録音講習

今回の特別講習では、撮影時の音声収録講習も行いました。

3chミキサーとマイク、カメラのセッティングから始まり、ミキサーの使い方、ガンマイクの使い方、ワイアードピンマイク・ワイアレスピンマイクの使い方と、音の収録を一日かけて行いました。

この日の講習は、校長の能勢がカメラ、生徒さんがそのカメラの狙っている被写体の音を収録する形で、生徒さんの傍らには録音の先生が付いて、生徒1名に先生2名の態勢で講習を行いました。

雑踏でのリポート実習では、パチンコ屋さんの前での喋りや、バスロータリーでのバスや通行する車が頻繁に来る場所での喋りを収録しました。その他 蝉の声の収録、商店街を歩きながらリポートするリポーターの声の収録、静かな場所でのインタビュー等、撮影現場で遭遇するであろうというシチュエーションを再現して実習を進め、最終的にはファイナルカット上で撮った音と、ソフト上にて基準の音の大きさで合わせるという作業で講習は終了。

当校の撮影録音講習は講習日数4日間で行っておりますが、今回は機材の使い方と、各マイクでの音の録り方、そして音の重要性を認識するまでの講習で、概ね1日で基礎的な講習は良いのかな?とも思いました。

カラバーの音の大きさは1khzで合わせて、ファイナルカットではマイナス12dbか、20dbで調整するなど、撮る時の音の大きさと編集時の音の大きさを合わせることなど、生徒さんにはとても良い体験が出来たのではないかと思います。(マイナス12dbは民生器基準、マイナス20dbは業務での基準)

この撮影録音講習ですが、新メニューとして、講習1日バージョンのものを今後 開催していこうと現在 考えています。講習費は講師が2人ついて1日 大体7万円程の予定。

特別講習1日目

校長の能勢です。

お盆期間中は、自衛隊関係の方に向けての7日間の特別講習を実施していました。

講習内容は撮影講習・撮影録音講習・特殊機材見学などです。

まずは、1日目は、府中にある特殊機材を扱っている株式会社NKL様にてクレーンやドリー、カメラスタビライザーシステム、防振システムの見学と、取扱をおこないました。

人乗りクレーン、リモートクレーン、ステディカム、ウルトラクレーン、そして今 流行のジャイロを搭載してカメラの振動を吸収するMOVIシステムや、ハリケーンマシーン、雨降らし、スモークマシーン等をNKL様総出で説明と取扱を教えてくださいました。

今回参加された方々は、各部隊での映像を生かした運用をされている方々でして、特殊機材の持つ映像表現の大きな可能性について、この日は考えさせられたという事です。

当校は今までに、今回の自衛隊を筆頭に、大手通信会社、ブライダル撮影会社、WEB会社、印刷会社、個人のカメラマン等を対象に、映像や撮影録音についての特別講習も行ってきました。

特別講習についてご興味がありましたら、是非 お問合せ下さい。

JVSAの講習について

校長の能勢です。

7月、8月と、撮影ロケの為に定期開催の講習が出来ない状態です。

その為に、現在は平日講習や、生徒さんと事前に日程調整するマンツーマンの撮影講習をおこなっています。

現在、編集講習1件と、初心者講習1件、ステップアップ講習1件の 個人講習を、同時並行的に進めておりますので、個人指導での撮影講習は受付ております.

9月になれば、定期開催講習を開催することも出来ますので、それまで 暫くお待ち頂ければと思います。