撮影録音講習

今回の特別講習では、撮影時の音声収録講習も行いました。

3chミキサーとマイク、カメラのセッティングから始まり、ミキサーの使い方、ガンマイクの使い方、ワイアードピンマイク・ワイアレスピンマイクの使い方と、音の収録を一日かけて行いました。

この日の講習は、校長の能勢がカメラ、生徒さんがそのカメラの狙っている被写体の音を収録する形で、生徒さんの傍らには録音の先生が付いて、生徒1名に先生2名の態勢で講習を行いました。

雑踏でのリポート実習では、パチンコ屋さんの前での喋りや、バスロータリーでのバスや通行する車が頻繁に来る場所での喋りを収録しました。その他 蝉の声の収録、商店街を歩きながらリポートするリポーターの声の収録、静かな場所でのインタビュー等、撮影現場で遭遇するであろうというシチュエーションを再現して実習を進め、最終的にはファイナルカット上で撮った音と、ソフト上にて基準の音の大きさで合わせるという作業で講習は終了。

当校の撮影録音講習は講習日数4日間で行っておりますが、今回は機材の使い方と、各マイクでの音の録り方、そして音の重要性を認識するまでの講習で、概ね1日で基礎的な講習は良いのかな?とも思いました。

カラバーの音の大きさは1khzで合わせて、ファイナルカットではマイナス12dbか、20dbで調整するなど、撮る時の音の大きさと編集時の音の大きさを合わせることなど、生徒さんにはとても良い体験が出来たのではないかと思います。(マイナス12dbは民生器基準、マイナス20dbは業務での基準)

この撮影録音講習ですが、新メニューとして、講習1日バージョンのものを今後 開催していこうと現在 考えています。講習費は講師が2人ついて1日 大体7万円程の予定。

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