8月2018

校長の撮影ジャンル 

今日は授業レポートではなく、校長の私 能勢が普段どのような撮影をしているのか少し記したいと思います。

私は91年に、映画カメラを取り扱うレンタル機材屋さんにて働き始め、その後 記録映画やアイマックス等の大型映像の撮影助手として映画撮影に従事してきました。

撮影ジャンルは、劇映画、CM、ライブ、企業PR、料理、お祭り、自然系、科学映画と200作品程の色々な撮影の助手を行って、2001年頃からカメラマンとして映画やTV等の撮影を行い、現在までに撮影本数は約180作品程になります。

中でも、35ミリのフィルム撮影、微速度撮影やハイスピード撮影、マクロ撮影、3D撮影、手持ちで撮影する動きのあるENG撮影等の特殊撮影を得意分野として活動しておりまして、このアカデミーにおいてもその技術的な部分においては、授業にフィードバックしています。

当校の講習は、初心者ビデオ講習と、ビデオ撮影経験者のスキルアップ講習をメインとしています。これは、私が91年の機材屋さんに行った時に映像系の学校にはいかず、全て の映像の知識は働きながら覚えていったために、映像のことが良く分からない方の悩みや、気持ちが何となく分かるということと、カメラマンになってからも恩師に恵まれた事で、カメラマンとしての技術や哲学的な部分を、先輩達から学ぶことが出来たという点があり、技術は独学で学ぶことには限界があり、人から教えられたり、気付かせられたりして学ぶ事が出来るという観点から、当校は初心者講習と経験者のスキルアップ講習を行っています。
撮影の仕事が無い時は、学校や大学で講師として活動しており、講習を入れられない月はロケに行っており、ロケから帰ってくると講習を入れているという具合で当校の講習を進めています。

撮影や映像を作る事はとても楽しく、充実した時間だと思います。その楽しさを多くの人に知ってもらいたい、

当校は現役のカメラマンが、映像を作る楽しさや、本物の技術を教えている学校と言っても過言ではありません。

規模は小さいながらも、大手の映像系の教育機関よりも学びやすく 、充実度は日本一の学校と思っています。

撮影を楽しみたい方、本格的な撮影技術を習得したい方は、是非  お問い合わせ頂ければ幸いです。

撮影実習

先日 平日の初心者講習の屋外での撮影実習を終えました。

今回の生徒さんは、お二人ともデジタル一眼での動画講習でした。

シヤッタースピードやホワイトバランス等の基本的なカメラ設定の詳細から、人物撮影の際の技術的なポイントや照明についての講習等 を行いました。

歩いてくる人物を構図を崩さないようにフォローする練習、前から歩いてくる人物を撮影する際に被写界深度をやや深めにして、ピントがボケないようにするフォーカスを送る練習、パンニング、チルティング、椅子から立ち上がる人物を頭を切らさずにフォローする練習、ジブ(ミニクレーン)の取扱い方等、朝10時〜午後5時まで6時間 みっちり講習を行いました。
次回 初心者講習は9月上旬に開講予定です。
お気軽にお問い合わせ下さい。