9月2010

撮影実習始まりました


初心者コースの撮影実習が始まりました。
座学にてライティング、構図、撮影理論、脚本について、企画書の大切さ、構成等を説明した後に、ビデオカメラの撮影前セッティングを行い、まずは屋外にて人物の歩きを撮影する練習を行いました。
この日は、キャストをお呼びして引き画の中の人物の配置、画面内の情報量の調整、カメラオペレーションのコツ、背景処理、非写界深度、手持ち撮影のコツ等を説明いたしました。
皆さん、かなり上達が早く 驚きましたが、それよりもこの講座を受講して新しい発見があったとおっしゃってくれているのが、主催者として一番 嬉しい事でありました。
あと2回の講習で終了となりますが、ぜひご自身のお仕事で役に立てて頂ければ幸いと思います。
次回の初心者コース開催は、10月30日となっておりますが、現在関西方面の方より参加申し込みがきております。また、日本各地から、アカデミーへの問い合わせも来ておりまして、この講座のニーズが求められているものと改めて感じております。
アカデミーの存在意義を感じると共に、ビデオ撮影のやり方を学びたいという方々に向けて、精一杯報いたいと思う今日この頃です。

引き出しをお分けします

校長の能勢です。

朝 晩 涼しくなって参りまして、屋外での撮影も少し楽になってきた今日この頃です。

日本ビデオ撮影アカデミーの初心者1期目の講習も残り僅かとなりまして、ビデオカメラの撮影前設定と撮影実習、そして編集の講習を残すのみとなりました。
日本ビデオ撮影アカデミーの講習は基本的には、隔週の土日で行っておりますが、私 能勢は、講習が無い時は何をしているのかと申しますと、映像系の大学にて非常勤講師をしていたり、大学の講義が無い時を狙い、商業的な撮影をこなしていたりしています。
30歳〜40歳の10年間は、得に僻地での海外ロケを主にこなしてきまして、ナミビア、シベリア、バングラデシュ、カンボジア、パナマ、中国、他 約 20ケ国を巡ってきました。
そのような撮影では、楽しい事など一切無く、日々映像表現と体調維持に全神経を使っておりました。
アフリカ象の撮影時に車が体当たりされそうになったり、ジャングルでの木昇り撮影で1ケ月に80本の木に登ったり、食料計画を間違えて 食料が最期に無くなったり、韓国にてパラシュート訓練の為の塔から撮影しながら飛び降りたり、−20度の極寒にて一日屋外で撮影を行ったりと、今 思えば滅多に味わえない貴重な撮影を経験したきたように思えます。
私は21歳の時に映画の撮影助手として、映像の世界に入りまして 撮影助手の時に200作品程、  カメラマンとして活動してから150作品程の映像作品に携わってきております。
この映像業界では、一生に1000作品程の作品製作に携わるカメラマンもおり、私等 到底足下にも及びませんが、微力ながら今までに培った経験や撮影データーを日本ビデオ撮影アカデミーにフイードバックさせたいと考えております。
記録映画、科学映画、劇映画、TVドラマ、企業VP、ライブ撮影、Web動画、結婚式撮影、幼稚園の運動会記録 ドキュメンタリー等 色々なジャンルをこなしてきた 私の持つ 引き出しを是非 皆様にお分け出来れば幸いと想います。
ナミビアでの1コマ

地球不思議大自然 「乾燥の大地をジャッカルが行く」の撮影と、ハイビジョンスペシャル「ナミビア 骸骨海岸」の撮影を行っているところです。

下の写真は韓国海兵隊の取材での1コマ

北朝鮮と韓国国境の非武装地帯の取材も行いました。