11月2010

プロコース講習

初めまして編集講習担当の高橋と申します。

撮影プロコースの2回と編集コースの4回(全て)を担当します。

講習ではいわゆる「編集論」的なものは内容に入っていません。そういったものを教える域に私が達していないと思っていますし、本を買ってきて読んだ方がよっぽど分かりやすくていいと思うからです。
ですからこの講習ではFCP(Final Cut Pro)を、より効率的に、より間違いの無いように使うにはどうするべきかというのを身に付けてもらう事を目標にしています。

そして先日、JVSAの初めての編集講習を行いました。(私の出番が初めてという意味です・・)
受講者の方の希望で、1日で1通りという事になり、内容的には詰め込み状態となるため少し心配していましたが、既にFCPを普段から業務でも使っていたそうで、どんどんと理解して進んでいったので安心しました。
今回は特に用意していた内容を飛ばしたり、用意していない内容をその場で即興でやったりという事になりましたが、この様な臨機応変の対応は今後も出来るだけやれればと考えています。

ステップアップコース

校長の能勢です。
11月より初心者コースを終了した生徒さんを対象に、さらなる技術習得の為のステップアップコースを開講致しました。
そのカリキュラム内容はスチール写真を使い、構図やアングルの習熟。動物園にてビデオカメラを使い、猿や象等の動体を追う練習。人物の自然な動きを撮影するドキュメンタリー撮影の基本。今まで撮影したスチール、動体撮影、人物撮影の素材の検証を行う映像クリニック。自身の一番 興味のある撮影技法練習とその際に撮影した素材をファイナルカットにて編集を行う、全6回の講習となります。
1回目の講習は、代々木公園に行き、マクロからワイドまでの撮影を行うには何が必要なのかという、映像を撮影する上での意識作り、安定した構図作り、撮影アングルの決定、被写界深度、色温度の設定、マクロ撮影の基礎等の講習 を午後12時〜日没の午後5時まで行い、2回目の講習は多摩動物公園に行き、動体を安定させながら追う撮影技法と前回のスチール講習で得た画角やアングルを安定させる撮影技法の練習を行いました。
ビデオ撮影は時間軸が伴い、レンズの向こう側にある状況は刻々と変化していきます。よってカメラマンはファインダーの中で瞬時に的確に構図を決めて撮影を行わなければなりません。
一瞬の判断にて撮影を行う為には、 訓練を積んで 本番に備えなければ、100%の力は発揮出来ないと言っても過言ではありません。本校ではスチールカメラ演習や動物園での動物等の動体を撮る演習を行い、かっちりとした構図作り、一枚一枚に写るものの意味や、一枚の画の大切さを意識する事、それと時間軸の流れを意識しながら、動体が動くことでの画角修正を行う練習等を行っています。



2回目の講習

校長の能勢です。 第二期初心者コースの2回目の講習は、午前の部の講習に1名の生徒さん、午後の部の第二期コースの生徒さん3名、第一期コースで欠席された生徒さん1名の、その日は合計5名の生徒さんにて行われました。
JVSAの講習はアパートの一室で細々と行われているので、まあ、教室が小さく感じるほどでありました。
当日はレンズと光についての説明を主に行い、積極的な質問が生徒さん達から次から次へと出て参りまして、教室は狭いですが、とても充実した講習が行えました。
次回は11月20日(土)になります。関西方面、山梨県、長崎県、都内近郊と生徒さん達は、一生懸命に時間を割いて通ってこられています。
期待に沿うように分かりやすい授業が行えるように努めていく所存ですので、共に頑張れれば幸いと思います。