ステップアップコース

校長の能勢です。
11月より初心者コースを終了した生徒さんを対象に、さらなる技術習得の為のステップアップコースを開講致しました。
そのカリキュラム内容はスチール写真を使い、構図やアングルの習熟。動物園にてビデオカメラを使い、猿や象等の動体を追う練習。人物の自然な動きを撮影するドキュメンタリー撮影の基本。今まで撮影したスチール、動体撮影、人物撮影の素材の検証を行う映像クリニック。自身の一番 興味のある撮影技法練習とその際に撮影した素材をファイナルカットにて編集を行う、全6回の講習となります。
1回目の講習は、代々木公園に行き、マクロからワイドまでの撮影を行うには何が必要なのかという、映像を撮影する上での意識作り、安定した構図作り、撮影アングルの決定、被写界深度、色温度の設定、マクロ撮影の基礎等の講習 を午後12時〜日没の午後5時まで行い、2回目の講習は多摩動物公園に行き、動体を安定させながら追う撮影技法と前回のスチール講習で得た画角やアングルを安定させる撮影技法の練習を行いました。
ビデオ撮影は時間軸が伴い、レンズの向こう側にある状況は刻々と変化していきます。よってカメラマンはファインダーの中で瞬時に的確に構図を決めて撮影を行わなければなりません。
一瞬の判断にて撮影を行う為には、 訓練を積んで 本番に備えなければ、100%の力は発揮出来ないと言っても過言ではありません。本校ではスチールカメラ演習や動物園での動物等の動体を撮る演習を行い、かっちりとした構図作り、一枚一枚に写るものの意味や、一枚の画の大切さを意識する事、それと時間軸の流れを意識しながら、動体が動くことでの画角修正を行う練習等を行っています。