2月2012

講習2回目

校長の能勢です。

初心者講習も2回目を向かえました。

今回は レンズの仕組み、波長、光の特性、性質、可視光線スペクトル、加法混色の原色。減法混食の原色、色温度、ホワイトバランス等の撮影で必要だと思う基礎的な講習を行いました。

こういった内容は、講習本などを見てもなかなか理解出来るものではなく、テキストでの文字情報、プリズムブロックや、色フィルター等の実物、口答での説明などを交えて ようやく理解出来る事です。

私も20年前 撮影助手だった頃、こういった撮影の基礎を独学で覚えていきましたが、当時 相当苦労した記憶があります。

当時は撮影の基礎的なことは何も分からず、理解出来ない悔しさで涙を流したこともありまして、分からない内容は撮影本を読んで理解するか、先輩達にどうしても分からない事があれば、聞いたりしたものでした。(最初から調べないで先輩に聞くと、必ず叱られるので、勉強して理解出来ない時に相談しました)

日本ビデオ撮影アカデミーの講習は、昔 若かった頃に、こういう学習方法があれば理解度は増すのにな〜っと、思った事を思い出してカリキュラムを作っています。

ぜひ、初心者の方で、ビデオ撮影の基本を知りたいという方、ぜひ当校までお越し頂ければと思います。

次回の講習は、脚本や構成の意味、撮影表現理論などの講習を行います。

撮影ワークショップ

校長の能勢です。

先日 行いましたワークショップですが、お陰さまで8名の方が ご参加頂き、寒さを吹き飛ばす程 の楽しい会となりました。

午後12時30分から、根岸森林公園内の梅林にて、梅の花の撮影を行いまして、15時〜16時30分まで人物撮影の練習を行いました。

梅の花の撮影では、撮影の基本である 「いつ、どこで、誰が、何をして、どうなったのか」等を映像に折り込みながら物語を表現していく練習を行ったり、花のマクロ撮影や、レフ等を使って 光の当て方などの練習を行いました。

人物撮影では、人物をカメラに向かって歩いて頂きまして、ピント合わせや、構図作りに注意した練習を行い、少し休憩を挟んで 短い物語を撮影する実地練習も行いました。

当日は手がかじかむくらい、とても寒い一日でしたが、その寒さの中でも参加者の方々は、お互いに情報交換を行ったり、アドバイスを行ったりと、それなりに撮影を楽しんで頂けたようでした。

次回は暖かくなった頃に、お花見も兼ねて 撮影ワークショップを開催したいと思います。

皆様 寒い中 本当にお疲れさまでした。

また次回もご参加頂ければ幸いに思います。

初心者講習

校長の能勢です。

初心者講習が始まりました。初回は写真に写っているミッチェルNCカメラの一丸レフファインダーの実機を使い、動画の仕組みを説明していきました。

このカメラは、コマ数が安定するようにクリスタルモーターを備えておりまして、形は古いですがカメラを回しながらシャッター開角度も可変出来るなど、最新式の装備を施してあります。

おそらく稼働しているのは、日本ではこの1台であると思います。

このカメラを使い、講習ではフレームレート、シャッタースピード、開角度、暗黒化、残像現象、感度、バルブ撮影、微速度撮影、ハイスピード撮影の実際等多くの事を説明していきます。

本屋さんで売っている撮影技術や、ビデオカメラについての本では、文章や写真を使ってもなかなか理解する事が大変なのですが、こういった実機やテキストを使用して、口答で補足をしながら総論的な講習を行っていきますので、思ったほど 講習内容は難しくはありません。

当校で行っているカリキュラムは6年ほど前から、大学の授業などでも行ってきた内容ですので、ほぼ100%の理解度を得ることは認められていますので、ビデオ撮影について学びたいと思われる方は、ぜひ日本ビデオ撮影アカデミーまでお越し下さい。