引き出しをお分けします

校長の能勢です。

朝 晩 涼しくなって参りまして、屋外での撮影も少し楽になってきた今日この頃です。

日本ビデオ撮影アカデミーの初心者1期目の講習も残り僅かとなりまして、ビデオカメラの撮影前設定と撮影実習、そして編集の講習を残すのみとなりました。
日本ビデオ撮影アカデミーの講習は基本的には、隔週の土日で行っておりますが、私 能勢は、講習が無い時は何をしているのかと申しますと、映像系の大学にて非常勤講師をしていたり、大学の講義が無い時を狙い、商業的な撮影をこなしていたりしています。
30歳〜40歳の10年間は、得に僻地での海外ロケを主にこなしてきまして、ナミビア、シベリア、バングラデシュ、カンボジア、パナマ、中国、他 約 20ケ国を巡ってきました。
そのような撮影では、楽しい事など一切無く、日々映像表現と体調維持に全神経を使っておりました。
アフリカ象の撮影時に車が体当たりされそうになったり、ジャングルでの木昇り撮影で1ケ月に80本の木に登ったり、食料計画を間違えて 食料が最期に無くなったり、韓国にてパラシュート訓練の為の塔から撮影しながら飛び降りたり、−20度の極寒にて一日屋外で撮影を行ったりと、今 思えば滅多に味わえない貴重な撮影を経験したきたように思えます。
私は21歳の時に映画の撮影助手として、映像の世界に入りまして 撮影助手の時に200作品程、  カメラマンとして活動してから150作品程の映像作品に携わってきております。
この映像業界では、一生に1000作品程の作品製作に携わるカメラマンもおり、私等 到底足下にも及びませんが、微力ながら今までに培った経験や撮影データーを日本ビデオ撮影アカデミーにフイードバックさせたいと考えております。
記録映画、科学映画、劇映画、TVドラマ、企業VP、ライブ撮影、Web動画、結婚式撮影、幼稚園の運動会記録 ドキュメンタリー等 色々なジャンルをこなしてきた 私の持つ 引き出しを是非 皆様にお分け出来れば幸いと想います。
ナミビアでの1コマ

地球不思議大自然 「乾燥の大地をジャッカルが行く」の撮影と、ハイビジョンスペシャル「ナミビア 骸骨海岸」の撮影を行っているところです。

下の写真は韓国海兵隊の取材での1コマ

北朝鮮と韓国国境の非武装地帯の取材も行いました。