本年も何卒よろしくお願い致します。

昨年は多くの悲しい出来事が起こりました。

津波で流される車、家、人と、その様子は延々と空から中継され、とてもショックを受けました。

この震災から後に、映像の役割とは一体 何なのか?と自身に問い掛けた1年でもありました。

イラク戦争時にバクダッドが空爆される中継や、尖閣諸島にて巡視船に体当たりする中国船の様子がユーチューブで流れたり、大震災の津波の中継など、人の生命が脅かされる瞬間や、政治の一大局面時に、画面の向こうで リアルタイムで繰り広げられている事に、正直違和感を覚えます。

映像とは一体 何の為に存在して、何のために人に見てもらうのか?

もう一度 自身においても、その意味が的確に人に伝えられる様にしないといけない。

日本ビデオ撮影アカデミーの講義は、そのような映像の意味合いについても、問いかけて 生徒さん達と共に歩んでいければと思います。

今年の講義は1月14日(土)からになります。

生徒さんの為に、糧になる授業を目指して、頑張っていきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

日本ビデオ撮影アカデミー校長 能勢広.