日本ビデオ撮影アカデミーが目指すもの。

校長の能勢です。

本年は、私が製作・構成・編集した記録映画「生命の誕生 絶滅危惧種ニホンメダカの発生」が、文化庁映画賞の受賞作品に選ばれ、何かと大忙しの年でありました。

この作品は、大先輩である故 豊岡定夫カメラマンの遺作であり、何としてでも、豊岡カメラマンの想いを多くの方々に届けたいという一心で製作を進めていきました。

昨今 国内では物騒な事件が世の中を騒がして、また海外では多くの国々が紛争や飢餓や病気で大変な状況となり、命がとても軽んじられている様に見受けられます。
私は、私が撮影した映像や私が作った作品で、一人でも多くの人に生きる希望を持って頂きたい、その願いを込めてカメラを回し、作品を作っています。

映像は、人の命を落としめることも出来ますし、人を生かし、命を生かすことも出来ます。

カメラを向けることで、時として被写体は自身を肯定することもあり、その事がきっかけで一歩前へ前進していったり、時として人を傷付け、希望を失わせたりすることもあります。

私は、校長として、この日本ビデオ撮影アカデミーで、人を生かすための映像の作り方を、一人でも多くの方々に伝えていければと考えています。

一人でも、人を生かす為の映像をつくる人達が世の中に出て、その映像を見た人達に希望を見いだして頂く様、講習に精進していきたいと思いますし、

また、講習と平行に、自身においても作品を作り出していこうと思います。

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