個別講習の実習

初心者個別講習のインタビュー撮影実習をおこないました。

カメラのセッティングと、機材の各箇所の確認を行ってから、インタビュー撮影実習に入りました。

インタビューは、被写体に質問して回答という具合で進むのではなく、被写体と会話する形で撮影をおこないます。
その際のカメラと被写体との距離や、カメラのアングル、質問者の目線位置など、技術的に注意しないといけない事柄も多々ありまして、そこの検証も今回は行いました。

また、街頭インタビューで全く知らない人を撮る場合は、一門一答的な非常に事務的なインタビューになりますが、作品内で主人公的な位置付けの被写体を撮影する場合は、事前に相手のプロフィールや経歴を撮影側が把握しておかないと、相手との会話が成り立ちませんので、事前に下調べすることは必須になります。

被写体の自然なコメントを引き出すには、会話力というのでしょうか、相手の言葉を撮影側が引き出すことが必要になってきますので、インタビューをおこなうことはそう簡単ではありません。
今回のインタビュー撮影実習では、撮影技術を学ぶことも目的としてありますが、被写体のコメントを引き出すコツや、インタビュー撮影時に起こりえる問題も 体験して頂く意味合いもあります。
次回は、今回の素材をPCに取り込んで、編集をおこなう予定です。

写真は、カメラが低い位置にありますが、質問者が立って質問すると、回答者は質問者を見上げてしまう場合と、質問者が座って質問する場合の参考写真です。撮影を1人で行う場合は、こういったちょっとした問題も出てきます。

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