撮影実習
この日は尺2分ほどの時間の短いドラマ撮影を行います。脚本の読み込みを行い、位置情報などの客観的に表現する部分と、人物の心情などを表現する部分を脚本を読んで、撮影の組み立てを行います。
次に撮影前のカメラセッティングを行い、1時間ほどキャストさんの歩きを追ったり、座ったり立ったりを撮ったり、手持ち撮影の講習をしたりと、主にカメラのオペレーション練習を行います。
その後の撮影実習は、脚本に沿ってキャストさんを動かして、OKの画が撮れるまで同じカットを何度も反復で撮影します。
カメラのガクツキがあったらNG ズームの不安定感があればNG サイズを間違えればNG 画角や構図が失敗していればNG、カットの趣旨と違う撮影表現であればNGと、この日はパーフェクトに写さなければ OKは出さず、何度も何度もキャストさんには同じ動きをして頂き、生徒さんにも 同じものを撮影して頂きました。
こういった教室では、かなり厳しい講習だったかもしれません。
しかし、生徒さんはお金を出して ご自分に投資をしている事を考えれば、生徒さんの為には憎まれながらも、充実した講習とその後の糧となるように、指導側も自身に厳しくしなければなりません。
次回は編集講習でありますが、全6回の講習が生徒さんに良いものとなるように頑張りたいと思いますし、生徒さんも頑張って欲しいと願っています。
この日の講習は私の鬼の一面が出てしまいましたが、講習を受けたYさん 本当にお疲れさまでした。