ドラマ撮影

校長の能勢です。

先日 作品長さ1分という短い脚本のドラマ撮影実習を行いました。

参加されたお二人の生徒さんは、スチール動画カメラと、ビデオカメラの2機種を使用して、前回の講習内容を思い出しながらカメラのセッティングを行っていきます。

機材の取り扱い方については、いくらみっちり勉強しても、最初のうちは1週間もすると忘れてしまいますので、カメラを触る時間を多くとって、自身が慣れるしかありません。

生徒さんは、前回の講習で行った事を思い出しながら無事にセッティングを終えることが出来たようです。

次にカメラのセッティングを終えて、ドラマ撮影に入ります。

脚本を元に、キャストさんの芝居をつけていき、最初から最期までの動線を決めていきます。

その動線が決定した段階で、全体の動きが良く分かるマスターショットという主になる画像を撮影し、その後 アップショットや切り返し、移動ショット等 動線の一部を切り取っていきます。

当校で行っている撮影実習は作品時間が1分という短いものですが、ドラマを撮影する基礎的な部分は全て網羅していますので、中身の濃い講習内容となっていると思います。

次回はこの日の撮影素材をPCに取り込んで、編集作業に入ります。

さて?一体 どのように写っているのか楽しみであります。

そして、今回のグループもこの編集作業で講習は終了となり、卒業を残すのみとなります。