機材実習
この日はカメラの取り扱い実習と人物の動きを追う練習を行いました。
電源を入れて、シャッタースピードを合わせて、絞り、ゲイン、NDフィルター、ゼブラ機能の確認を行い、ホワイトバランスを調整して、テープを入れて、カラーバーを収録してやっと、撮影が出来る状態にします。
この事前のカメラセッティングを行うまでに、ビデオカメラを扱ったことが無い方は、ここまで出来るようになるまで2時間程の時間を要します。
当校では、カメラ設定、撮影前準備等 を完璧に出来るまで生徒さんに しつこく説明していき、卒業する頃には基本的な撮影が出来る段階まで習得して頂いています。
次に準備が終わると、人物撮影の基本講習に入ります。
三脚の据え方、カメラの構え方、パン棒の握り方、カメラの高さ、アングルの選び方、カメラ操作等 出来るだけ時間をかけて慣れて頂きます。
撮影理論やカメラ設定、技術的な知識を覚えましたら、あとは時間が許す限り 撮影機材に触れて慣れる事が一番 必要なことであります。
次回は、脚本を読み込んで キャストさんのお芝居を実際に撮影する実習です。
8時間の機材実習しか時間がありませんが、出来る限り カメラ操作に慣れて頂ければと思います。
さて、皆さん上手く撮影出来るか楽しみであります。
ビデオカメラ、スチール動画を扱う 生徒さん達。